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本漆塗り浮子
天然素材を利用したへら浮子はトップ以外を羽根や茅、竹等を使い多くの浮子師たちが試行錯誤を繰り返し現在のへら浮子に変貌してきました。塗装も化学塗料の登場で綺麗なグラデーションや総塗りも手軽にできるようになり、外見も華やかな浮子が多く見られるのも現在のへら浮子市場です。
私自身機械を使ってグラデーション塗装をしています。塗料を混ぜることによって大抵の色を出すことができる優れモノでもあります。しかし今回、時代に逆行して本漆塗りのへら浮子を発売することとなりました。自然素材のへら浮子なんだから塗装も自然素材の本漆を使いたい!そう思ったからです。本漆は数千年前から使われてきた自然塗料です。漆は『うるおう』ともいわれ、漆の艶や塗り肌を表現したものでもあります。化学塗料では絶対に出せないこの『艶』『塗り肌』をへら浮子で表現させたいと思っています。
下段画像向かって左の4本は雅をモデルとした漆塗りです。漆の黒をまず塗り乾燥研ぎ出しをします。そして漆のアサギ(青)を塗りこれも乾燥研ぎ出しをします。そして最後に漆の黒を上塗り乾燥させます。研ぎ出しですが一般的に行われている、下地が出る研ぎ出しはせずに、あえて黒の皮膜を薄皮一枚に仕上げるのです。これによって中間のアサギがうっすらと透けて見える仕上げとなりました。手に取ると漆特有の深みと透明感が何とも言えず、しばし見とれてしまうほどです。(画像では判断しにくい面もあるのが残念でなりません)
向かって右は漆(アサギ)ではなく漆(本朱)を使って仕上げたものです。最終的な上塗りは銘や号数を書き込むためエンジンウレタンのクリアを施しております。
今後単色や各色研ぎ出しのバージョンを増やしていきたいと思っています。

漆塗り価格は、本体価格プラス2,000円にて承ります。



 
 
*茅春本漆塗り浮子サンプル集はこちら*

へらうき(ヘラウキ)

へらうき(ヘラウキ)

へらうき(ヘラウキ)工房 茅春
 http://herauki.jp

へら浮子(へらうき)
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