ヘラウキ・へらうき・へら浮子り
ヘラウキ・へらうき・へら浮子

乾燥後800番と1200番の耐水ペーパーで水研ぎします。経験とコツがいりますが下塗りの厚塗りは自重が増えるのでなるべく薄い皮膜に仕上げたいので素材の下地が出る寸前まで研ぎます。
もし下地まで研いでしまったらもう一度下塗りのやり直しが必要です。

ヘラウキ・へらうき・へら浮子

下塗りはエンジンウレタンのクリアを薄めずに一度塗りします。塗料を混合した後エンジンシンナーに浸した筆で、静かに気泡が入らないように注意しながらかき混ぜます。
塗りは肩の部分から足に向かって筆をおろします。塗り終わったら丸一日自然乾燥させます。なるべくほこりの付かないところに立てかけておくと良いでしょう。

へらうき(ヘラウキ)工房 茅春
 http://herauki.jp

ヘラウキ・へらうき・へら浮子

へら浮子茅春

ウレタン塗料の特徴として薄い皮膜でも充分な防水機能が得られるということです。
ヘラウキの下塗りに使う場合は厚塗りは厳禁です。あくまでも薄い皮膜になるように水研ぎをすることがポイントだと思います。



ヘラウキ・へらうき・へら浮子

下地処理が終わったボディの完成です。
この後はライン仕上げかコマ塗りか、あるいはグラデーション仕上げにするかはお好み次第です。